2016年度私的購読マンガベスト10

第十位…波よ聞いてくれアフタヌーンKC

第九位…君に届け(マーガレットC)

君に届け 27 (マーガレットコミックス)

君に届け 27 (マーガレットコミックス)

 

第八位…僕は麻里の中(アクションC)

ぼくは麻理のなか(9) (アクションコミックス)

ぼくは麻理のなか(9) (アクションコミックス)

 

第七位…パレス・メイヂ(花とゆめC)

第六位…3月のライオン(ジェッツC)

3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 12 (ヤングアニマルコミックス)

 

第五位…休日ジャンクション(ビックC)

第四位…ダンジョン飯(ビームC)

第三位…町田くんの世界(マーガレットC)

町田くんの世界 3 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 3 (マーガレットコミックス)

 
町田くんの世界 4 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 4 (マーガレットコミックス)

 

第二位…死者の書(ビームC)

第一位…ランド(モーニングKC)

ランド(3) (モーニング KC)

ランド(3) (モーニング KC)

 

 

特別賞…黒博物館 ゴースト アンド レディ(モーニングKC):ほぼ「昨年見落としてしまった賞」になりかねないが、それでも私みたいな未読者はぜひ読んでほしい一品。

2016年度私的購読マンガベスト10-外伝-

○その1 来年もより楽しめそうな作品(ベスト10作品を除く)

 

    • トーキョーエイリアンブラザーズ(ビックC)
    • LIMBO THE KING(KCx)
LIMBO THE KING(1) (KCx)

LIMBO THE KING(1) (KCx)

 
    • はじめてのひと(マーガレットC)
はじめてのひと 1 (マーガレットコミックス)

はじめてのひと 1 (マーガレットコミックス)

 



○その2 2016年世間の荒波に負けずに無事完結した名作たち

 

俺物語!! 13 (マーガレットコミックス)

俺物語!! 13 (マーガレットコミックス)

 
昭和元禄落語心中(10)<完> (KCx)

昭和元禄落語心中(10)<完> (KCx)

 



○その3 今年「惜しかった」作品

 

    • 中間管理録トネガワ:面白いのだけど…。原案キャラクター乗っかりのスピンオフが本編よりも優れていかといえば…。帝愛連中が懲りない面々だけれども…。
    • 金の国 水の国:ストーリー自体しっかりしていて、各国(のモデル地域)のビジュアルもしっかりと取材した形跡もあるのだけど…。いかんせん岩本先生のデッサンが…。風景に溶け込んでないというか…。あと主人公とお姉さまと合ってないというか…。
    • その娘、武蔵:田中先生ならではのデッサンが光っていて、各キャラクターに魅力はあるのだけども…。いかんせん月刊誌でスポーツマンガをするには十年単位となってしまうし…。
その娘、武蔵(3)<完> (KCx)

その娘、武蔵(3)<完> (KCx)

    • 作者: 田中相
    • 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 2016/05/06
    • メディア: コミック

2015年度私的購読マンガベスト10

おもしろいをどう上手におもしろいと伝えられるのか、この難問を解くためにベスト10形式が発明されたと私は思う。では以下の通りになった本年度読んだ面白きマンガを紹介する。

 

・第十位…「波よ聞いてくれ」(アフタヌーンKC):スープカレーと泥沼愛と深夜ラジオのフリースタイル。

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

 

 

・第九位…「鼻下長紳士回顧録」(フィールC):十九世紀末のパリ変態紳士録の手帖。

鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス)

鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス)

 

 

・第八位…「ダンジョン飯」(ビームC):ファンタジーとか飯探訪と異なる世界初幻想的食作品。

 

・第七位…3月のライオン(ジェッツC):現代社会を象徴する形容しがたい「悪意」への向き合いかたへの試論。

3月のライオン 11 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 11 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

・第六位…四月は君の嘘講談社C月刊マガジン):悲しくも無限の空が広がるような大きな輪の終着点に拍手。

 

・第五位…こいいじ(KC KISS):魅力的な人物群像、実らない恋愛模様

こいいじ(1) (KC KISS)

こいいじ(1) (KC KISS)

 
こいいじ(2) (Kissコミックス)
 

 

・第四位…かくかくしかじか(集英社愛蔵版C):「先生」の人物像と、愚かなる「生徒」との届かない距離をデッサンし尽くす。

かくかくしかじか 5 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 5 (愛蔵版コミックス)

 

 

・第三位…猫の草子(ビームC):新装版ブームで一番再読に耐えうる説話集。「死者の書」は完結してから読み尽くし…って熱心なマンガ好きから怒られるな。

猫の草子 (ビームコミックス)

猫の草子 (ビームコミックス)

 

 

・第二位…ランド(モーニングKC):境界の向こうは「異端の地」なのか、それともこちら側が「異端の地」なのか。

ランド 1 (モーニングKC) (モーニング KC)

ランド 1 (モーニングKC) (モーニング KC)

 
ランド(2) (モーニング KC)

ランド(2) (モーニング KC)

 

 

・第一位…町田くんの世界(マーガレットC):町田くんは無自覚、町田くんは無欲、だから彼の世界は切なくも面白い。

町田くんの世界 1 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 1 (マーガレットコミックス)

 
町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)

 

 

・特別賞…昏倒少女 (マーガレットC):今年一年私の傍に常にコレ。(第1位と作者が丸かぶりなので)