2013年度私的購読マンガベスト10-外伝-

○その1 来年度もより楽しめそうな作品(ベスト10作品を除く)

 

・「わたしの宇宙」(月刊IKKI):まだ1巻しか発売されていないが(連載は佳境に入っている)、一番衝撃を受けた作品(1年ルールがなければ上位だった)。まだ連載に間に合いますよ!

わたしの宇宙(1) (IKKI COMIX)

わたしの宇宙(1) (IKKI COMIX)

 

 

・「フイチン再見!」(ビッグコミックオリジナル):「JIN」「龍」の村上もとか先生で上田トシコ先生の昭和史を描くのだから面白いに決まってる。

フイチン再見! 1 (ビッグコミックス)

フイチン再見! 1 (ビッグコミックス)

 


・「みどりの星」(ビッグコミックスピリッツ):真造圭伍先生の初長期連載。真造節にSF要素(ただしカエルの世界)が混じるとホントに面白いです。

みどりの星 1 (ビッグコミックス)

みどりの星 1 (ビッグコミックス)

 

 
・「スティーブ・ジョブズ」(Kiss):とにかく前半生は「天才クズ人間」ぶりを徹底して描いたヤマザキ先生の傑作(アップル社に追放されるまで)。後半生の「聖者」ぶりを先生のタッチでどう描いてゆくのか楽しみ。

 
・「わたしの日々」(ビックコミック):来年92歳の水木しげる御大の男性最長老連載開始は凄いと思います。終わり。(単行本になるのはいつの日なのか…)

 

○その2 本年度世間の荒波に負けず完結した名作慰労的作品

 

・「愛…しりそめし頃に…」(ビックコミックススペシャル):藤子不二雄A先生の「まんが道」無事完結(したのですよね?)

 
・「テルマエ・ロマエ」(ビームコミックス):ローマ史と風呂を平行関係にさせた作品。正直あのヒロインはローマ史において「必要」だったのでしょうか?

 


・「静かなるドン」(マンサンコミックス):漫画サンデーとともに作品も「一応」完結。(別の媒体で再開するかもしれませんので)

静かなるドン108

静かなるドン108

 

 
・「GANTZ」(ヤングジャンプコミックス):映画化された作品ですが、あまり読んでいなかったので記録碑として。

GANTZ 37 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

 
・「となりの怪物くん」(KC デザート):雫と夏目ちゃんのキャラクターがよかったです。(全国の「魔性の女」予備軍は要チェック)

となりの怪物くん(13) <完> (KC デザート)

となりの怪物くん(13) <完> (KC デザート)

 

 

○その3 今年「惜しかった」作品

 

・「さよならソルシエ」(flowers コミックスアルファ):2巻の冒頭の「テーマ」が主軸ならよかったのですが、実はそれが主軸ではなかったという「惜しい」。

さよならソルシエ(1) (フラワーコミックスα)
 

 
・「テラフォーマーズ」(ヤングジャンプコミックス):SF活劇だと思いきや、実は格闘マンガだったという「惜しい」。

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 
・「姉の結婚」(flowers コミックスアルファ):面白い作品ですが、まだ「秘密?」をじらして出さないという「惜しい」。

姉の結婚(1) (フラワーコミックスα)
 

 
・「花咲さんの就活日記」(IKKI COMIX):花咲さんのトラウマの根源である「編集長」が、まだ掘り下げていないのではないかという「惜しい」。

花咲さんの就活日記(1) (IKKI COMIX)

花咲さんの就活日記(1) (IKKI COMIX)

 

 
・「日々蝶々」(マーガレットコミックス):今年イチオシしたい少女マンガなのですが、主人公すいれん(高嶺ちゃん)よりも小春先輩のキャラクターが活き活きとして好きすぎるのが「惜しい」。

日々蝶々 1 (マーガレットコミックス)

日々蝶々 1 (マーガレットコミックス)

 

 

 

○その4 本年度漫画界でのワースト表彰


・授賞行為&人物:黒子のバスケ脅迫事件とその容疑者

 
・授賞理由:逆に脅迫に屈さずに連載を続けた「週刊少年ジャンプ」&藤巻忠俊先生には尊敬と表彰を。