おもしろいをどう上手におもしろいと伝えられるのか、この難問を解くためにベスト10形式が発明されたと私は思う。では以下の通りになった本年度読んだ面白きマンガを紹介する。(3年前、一昨年、昨年と一緒なのはご愛嬌…そうこれはペーストで…というのをまたもペーストで。マンガの方はちゃんと読んでますのでご安心を)
・第十位…「漫喫漫玉日記深夜便」(ビームコミックス):玉吉先生「戦線復帰」実に嬉しい。(つげ義春調が良い)
・第九位…青い花(Fx COMICS):連載9年目にして無事完結。「2つのエンディング」は共に切ない。
・第八位…千年万年りんごの子(KCx):今の田中相先生に目をそらさないで下さいね。
・第七位…モンクロチョウ(ヤンマガKCスペシャル):青春トラウマ物語では今年一番の出来。「喰う寝る」も絶好調。
・第六位…四月は君の嘘(講談社コミックス月刊マガジン):少年誌組では一番スリリングに読んでました。音楽CDと共に。
・第五位…3月のライオン(ヤングアニマルコミックス):今年も素晴らしき「漫画の基準点」。体調に気をつけて下さい。
・第四位…脳内ポイズンベリー(クイーンズコミックス):恋愛に「6人の心的会議」を徹底してぶつけた傑作。
・第三位…Hatch(Feelコミックス):「独身女性の婚活」という名で善意しかない「親子」の愛執劇を描く。
・第二位…ひばりの朝(Feelコミックス):「いいやひばりだ 夜明けの使者だ」ドン底の世界を描く悪夢。
・第一位…I【アイ】(IKKI COMIX):本年度一番凄まじい連載(「3.11」描写)。あの決着こそが美しい。