2019年度私的購読マンガベスト10-外伝-
○その1 来年もより楽しめそうな作品(ベスト10作品を除く)
・望郷太郎(モーニング KC)
・違国日記(フィールコミックス)
・気分はもう戦争3(だったかも知れない)(漫画アクション5/7号)
○その2 2019年世間の荒波に負けずに無事完結した名作たち
・「ハイスコアガール」(ビッグガンガンコミックスSUPER)
・「響〜小説家になる方法〜」(ビックコミックス)
○その3 今年「惜しかった」作品
・SPY & FAMILY(ジャンプコミックス):面白くなりそうだけど、やはり先陣に『暗殺教室』があるとね…。あれが無い世界ならば私もランキング首位だったろうな…。
・3月のライオン(ヤングアニマルコミックス):美しい画風に繊細なネームなのは相変わらずだが、最近どうも大先人の"ガラ仮"化が進んでいる気がするというか…、今年は今年で大変な1年だったのはわずかばかり先生のツイッターで垣間見えるけれど…。
・吾妻ひでお先生が未来描かれるはずだったコギャル画:様々な依存症患者だったフランスの画家・ユトリロとほぼ同じ齢70手前にして天に召されていったのは無念だが天命だと思うしかないが、45年にわたるロリ顔女子高生たちの制服の向こうに見える現代日本の風俗がこの先見られないと思うと…。ここでご冥福をお祈りします。
○その4 今年度ワースト作品。
・令和元年台風19号、および川崎市市民ミュージアムの管理者。
・授賞理由:古来日本列島では天変地異が毎年のように襲来し、幾多の被害を出している上に、ここ最近の地球温暖化で台風などの気象災害が凶悪化されている昨今を象徴しているかのような"過去類を見ない"台風被害で多摩川が氾濫して、その対応を全く想定できてなかったおかげで川崎市市民ミュージアムの地下収蔵庫で保管されていた現在そして未来価値が高まるはずだった貴重な収蔵品があらかた水没してしまった過失事件を大いに嘆いて今回のワーストに選ばれた。もう川崎市の地下で貴重品を保管するという"愚行"はしちゃいけないな…。